The history of

KYOTO NHK ESS

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A PERSONAL HISTORY OF KYOTO NHK ESS BY HORI(10)


 

  英会話学校へ行ったり外国の学校に留学したりしてなおかつ英語が上手な人が「たまに」います。そういう人たちの経験を聞いていると、時々「ええかげんんにせい」と思うことがあります。そうどちらもお金と暇な時間がいるのです。時間のほうは、その気さえあれば(いつでも会社をやめてやるとか、とか)、何とかなるかもしれません。お金のほうは・・・難しいです。その結果か、「高額な英会話教材を買わされて」といった詐欺まがいの事件がよく新聞を賑わします。「英会話=お金がかかる」というイメージもあるようです。しかし英語を上達させるには必ずしも多額のお金はいらないのです。

 そう、この点では京都NHK・ESSはすばらしいのです。いまだに1か月300円の費用で賄われています。いろいろ他のサークルの会費などを調べたこともありましたが、まあ負けたことはありませんでした。そしてこの地では、ここ20年間物価上昇していないのです。これはうちのサークルの大きな魅力のひとつでしょう。

 なぜ値上げされないのか。それは養泉寺さんのおかげなのです。このような好意的な場は、世の中にはそんなにありません。公共の施設(生涯学習センターなど)は、こうしたサークルの活動を支援してくれます。しかし、「この部屋を毎週土曜日の夜これから30年ほど貸してね」と言って「よっしゃ」と言ってくれるでしょうか(「ほかにも使いたいグループがいっぱいあるからね」とやわらかく断わられるでしょう)。しかもお役所のほうも、最近は徐々にお金を取り始めています。

 私は、今まで英会話学校へ行ったことはありません。留学もしていませんし、英会話の教材も買ったことはありません。(「Nancy & George」2000円は買いましたが。あれはオススメ。)学校のESSにも入ったことはありません。(ディベートだのドラマだのと分けてこうすべしというところがきらいなのです。)でも外国に行ってもそれほどことばに困りませんでした(ような気がする。あ、向こうは困っていたかも。)これもみんな、ラジオ番組とこのサークルのおかげなのです。そう月300円でも英語は話せるようになるのだ、ブルジョアどもよ。

 

 

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