京都・NHK・ESS Newsletter (September 2002)
by H.Sakurai


▼Contents

   □ 上半期を終えて

   □ 上半期の出席数トップ5の発表

   □ Practice : 9月の報告と10月の予定

   □ 9月の出席状況とNew Comer

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≪上半期を終えて≫

2002年度上半期(4月〜9月)が終わりました。この半年間を少し振り返ってみたいと思います。

【4月】 新年度スタート。ESS歴1年未満の5名を含む Staff 7人体制。
Staff 自身が運営はおろか出席さえ危ぶまれる中、『Staff 業務一覧表』を作成し、役割分担を明確化した上で、2人 Pair の Back Up Formationをしきました。同時に『運営方針』を発表、「自律的運営」を骨子に掲げました。
その仕組みづくりの一環として、新 Mailing List ”Round Table” を稼動、旧MLの登録者および運用規定を見直し、活性化を図ると共に、公共性の高い Home Page に対し、双方向性と即時性を補強しました。
同時に、Staff 専用MLも開設し、E-Mail による打ち合わせを機軸に運営を進めました。また、この頃は、ダイヤモンド社の『英語のはじめ方』の取材記事が効果を発揮し、毎回平均 3.5人のNew Comerがあり、英会話グループは進行に支障を感じるほどの盛況振りでした。対応策として、New Comerには、15分前に来場いただき、開始前にGuidance を済ませるようにしました。
『ESSのしおり』の配布によっても、Volunteer 運営への理解を図りました。
テキストに使用する『NHKラジオ英会話』および『やさしいビジネス英語』は、この4月から番組が一新され、新しいシリーズでのスタートとなりました。
また一方で、40周年記念文集の編集委員が発足。日曜日に天王寺のHさんの研究室に集まって、寄稿依頼を皮切りに活動を開始しました。

【5月】 New Comerの勢いは衰えず、最大で8人という時もありました。
全体の参加人数も20人を超える日が多くなってきました。After ESSの夕食会(於『MZ』)への参加者も、以前は数名だったのが、4月からは毎回少なくとも10人以上をキープし、この月は19人まで達しました。
そしてこの翌週、例の”MZ事件”が起こるのでした。
5/19には、春の Hiking が開催されました。当日は天候が危ぶまれる中、11名が参加し、予定通り保津峡駅から高雄神護寺までを歩きました。
また、この頃になると、直接・間接の意見・感想や様々な相談などを通して表面的には見えないESSの奥深い実態を知るに至りました。このとき痛感したのは、ESSには会費以外に明確な規範がなく、Leader には何の権限もないということでした。それでも40年間継続してこれたのは驚異だと思います。非法人ならではの難しさですが、ある意味で新鮮でもありました。

【6月】 この月も、参加者が最低で17人、最大で27人という盛況ぶりでした。
進行の方は軌道に乗り、New Comerの受け入れも支障が感じられなくなってきました。After ESSでは、MZに見切りをつけ、新たな場所を探し回りましたが、いずれも、価格、量、品揃え、味、距離、などで問題があり、京阪七条駅近くのKB、TG、果てはJR京都駅前のSB、といった具合に転々としました。
それでもAfter ESS参加者は14〜19人をキープしていました。
画期的な出来事としては、広島からの参加者が現れたことです。彼女は何かのついでではなく、ESSを目的に新幹線で参加、断続的参加ながらもRegular 会員として定着し、40周年記念文集にも寄稿してくれました。
文集の方は、少しずつ原稿が集まり始めました。

【7月】 Round Table では、Quiz 合戦が繰り広げられたり、洋楽の話題でおじさんたちが異様な盛り上がりを見せていました。そんな最中(さなか)、2002年度の最初の公式 Event として Summer Party が開催されました。
新・都ホテルの屋上ビアガーデンで28人が参加、またまた盛り上がりました。
その後のカラオケでは、大部屋に17人がなだれこみ、まさに Full Swing!
一方、文集委員は、編集作業の Peak にさしかかっていました。実は、Summer Party 当日も京都駅前の某所で原稿の読み合わせが行われ、Member はへとへとになってのParty 参加でしたが、そんな気配すら感じさせない Powerful さでしたね。しかし、会合だけではまとまりがつかず、急遽、文集委員専用MLも開設、すぐさまフル稼働の状態となりました。
Staff かつ文集委員の人は、Round Table を含めて3種類のMLが飛び交い、一時は送信先を間違うなどの混乱状態にもなりました。そうこうしながらも、文集の Title が Foucault's Pendulum(フーコーの振り子)からイメージした”Pendulum” に決まり、表紙イラスト・挿絵が上がり、体裁が整ってきました。

【8月】 この月は、夏休みということもあり、参加人数は15人前後に落ち着きましたが、New Comer の問い合わせは相変わらず続いており、休暇先からも Mobile で毎晩対応するという状態でした。上半期をまとめると問い合わせの約半分が実際にお寺を訪れ、その約30%が定着しています。
After ESS は、とうとうMZへ復帰することになりました。MZも反省しているだろう、という建前ですが…。なにせ、先月は土曜日が祝日と重なり、どの店も休業していたために、After ESS のMember 総勢 21名が路頭に迷いました。結局、二手に別れ、京阪方面のグループ5名は、居酒屋KMへ、残りの16名はJR京都駅ビル10階のフードコートまでジプシーしてしまいました。おかげで夜の空中回廊を散歩できましたが。
ともあれ、この月からまたAfter ESS はMZと相成りました。文集は33件の寄稿が集まり、校正を終え、Format 統一と挿絵追加を行い、表紙の色を決めて、ほぼ完成にこぎつけました。
【9月】 40周年記念文集完成。文集委員解散。専用ML閉鎖。残念なことに、手違いで1ページ落丁が出てしまいました。その部分の著者には大変申し訳ないことをしました。苦労しただけに残念でなりません。
別紙で追加という形になりましたが、できるだけたくさんの人に読んでいただきたいと願います。(ESSへの貢献の意味も含めて)。
文集委員のみなさん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
上半期もこの月で終わりです。Staff の皆さんは、ひとまずお疲れ様です。
そして、何よりも、いつも参加してくださる Regular Member のみなさん、ありがとうございます。下半期もよろしくお願いします。

さて来月は、いよいよESS最大のEvent、秋の合宿が開催されます。
8月から、時期と場所の選定を行い、企画も順調につまりつつあります。
下半期への弾みをつける意味でも、ぜひご参加下さい。お待ちしております。

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≪上半期の出席数トップ5の発表≫

●1位 : Noguchi     26日(皆勤)
●2位 : Nakanishi    25日
●3位 : Sakurai     22日
●4位 : Takeda, Ogawa  19日

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◆9月のプラクティス報告
・9/7 (Yamanishi)    :Plan a Trip (Discussion)
・9/14(M.Takahashi) :English-Conception on Ally McBeal (Discussion)
・9/21(Sakurai)   :Exercise in Flexible Thinking (Game? Discussion?)
・9/28(Shin)    :Project X (Listening, etc.)

◆10月のプラクティス
Sakai(10/5)、Miyano(10/12)、Aiki(10/26)の予定です。
詳細は、ESSのホームページ(こちら)でご確認ください。

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◆9月の出席状況とNew Comer
・9/7 : 19名 うちNew Comer 2名
・9/14: 17名 うちNew Comer 0名
・9/21: 20名 うちNew Comer 2名
・9/28: 17名 うちNew Comer 2名

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以上です。

           A little language goes a long way !

(2002/10/6発行)