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7月28日プラクティス

Kyoto ESS Practice

This is an announcement of practice on July.28

Program:English Haiku /Senryu

Time table
17:40-18:00 Read below instruction of English Haiku
18:00-18:30 Make your Haiku (Senryu)
18:30-18:35 Present within your group and choose best three in your group
18:35-18:40 Present best three Haiku

See you soon
Hiroaki Ishizaki

以下はThe Japan times STより引用しました。
英語俳句の作り方
日本語の俳句にルールがあるように、英語俳句にもルールがあります。表現上注意すべき点、または工夫してほしい点について簡単に紹介します。

1. 文頭であっても大文字は用いず、文末にピリオドを打たない
固有名詞や I 以外は、すべて小文字で表記します。また、文末のピリオドは不要です。

2. 3行で書くこと
日本語俳句は1行で書きますが、英語俳句は3行で書きます。

3. 3行それぞれの音節は2-3-2くらいをめどにすること
日本語俳句は「5文字 7文字 5文字」の計17文字で作られますが、英語俳句ではそれぞれの行の音節の数は「2-3-2」くらいがよいとされます。ゆえに音節の少ない、短い単語を使用するのがよいでしょう。
(音節とは、母音または母音の前後に子音を伴う、音声のひとまとまりこと。辞書ではpen・cilのように、・や - で区切って示される)

4. 一句の中に切れ字を入れること
切れ字とは、日本語俳句に見られる、感動や詠嘆を表す「かな」や「けり」に相当するもので、英語俳句では行末に ――(ダッシュ)や : (コロン)を置いて感動の余韻を表します。

5. できるだけ "I" を使わない
英語俳句では何より客観的な描写がよしとされます。作者が作品の中に登場してしまうと、作品世界の広がりが限定的になってしまうからです。同様に、固有名詞も作品のイメージを限定してしまうため、使用を避けた方が無難です。

6. be 動詞、冠詞、前置詞は省略してよい。表現を簡潔にまとめることになり、作品が散文的になるのを防ぐことができます。

7. 時制は現在形を用いる
英語俳句では、「いま、目の前にある情景」を「一枚の写真で切り取った」ような表現を重視します。ゆえに動詞は未来や過去ではなく、現在形を使います。

8. 正確な文法に必ずしもこだわらなくてよい
5と関連しますが、いわゆる文法にこだわっていては、作品が散文的になってしまいます。文法よりも、名詞を中心にした明確なイメージを持つ1行1行を積み重ねていくことを考慮してください。

9. 季節感を盛り込む

 以上の要点をまとめれば、英語俳句を作る上では、 「文法にあまりこだわらず、いま、目の前にある情景を写真でとらえるように、それぞれが短い3行の英文で描写する」ことが大切です。

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2018年07月19日 23:34に投稿されたエントリーのページです。

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